2年前の今日。雨降る日に大府のスターバックスで「SHOWCASE」という名前が誕生しました。


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2年前の2014年9月1日。織田と盛田がはじめて打ち合わせをした日。「SHOWCASE(ショーケース)」という名前が決まった日となり、この日を設立日としてSHOWCASEは誕生しました。打ち合わせた場所が大府市にあるスターバックスだったと記憶しています(↑当時の写真)。その日は確か午後から雨が降ってきて、このお店に移動したのを覚えています。

 

 

 

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あれから2年が経ち、早くも3年目に突入しました。こうして続けてこられたのが奇跡のように思う日々を過ごしています。これまで支えてくださった皆様に、ただただ心から感謝の気持ちです。本当にありがとうございます。そんな初心の日に今日は午後から2人で作業しながら、立ち上げ当初の頃を振り返っていました。

 

 

 

2人のファイナンシャルプランナーが始めることになったデザインオフィス。本当にやっていけるのか?

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デザインに関しては、どこかで学んだわけでも、特に経験があるわけでもない2人。しかも当時はファイナンス業界に従事するファイナンシャルプランナーです。いわば、まったくの素人です。たまたまのご縁で金融業界の方々から、お声かけ頂いたことで「とりあえず」やってみようという流れで自然発生しただけで、正直どうしてやったらいいのか?まるで雲を掴むような感覚でした。当時はそんな理由から一年続くかどうかさえ、実に疑わしいものでした。とはいえ、頂いたご縁です。ひとまず2人で粗削りながらもコンセプトを練って、今後クリエイターに出会った時に、しっかり説明できるよう最低限の資料とWEBページだけは作っておこうと整えていきました。

 

 

クリエイターを探すことさえ難しかった当時。

ここまでは順調だったものの、まず最初に立ちはだかった難関が、なんといってもクリエイターを探すことです。資料なら自分たちの都合だけで進められる。けれど、人とのご縁は、もう「信じる」しかないのです。どうやったら出会えるのか?そのルートさえ見えなかった当時。色々と思考を巡らすもののファイナンス業界にどっぷり身を置いていた2人。デザイナーと出会えることですら難関だったのです。

 

 

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そして、仮に出会えたとしても、心から一緒に仕事を楽しめる関係性で成り立つかどうかは、また別の話。しょせんはファインス業界の端くれの2人です。織田に関しては織田プロダクションという一つのカンパニーを作った経験があるものの、あくまでファインス業界の話です。まったく異界となるデザイン業界で、素晴らしいクリエイターを見極めるにはどこを見たらいいのか?この時は、ただ「人間性」を見ることしかできません。つまり、様々な奇跡的ともいうべき条件が揃わないことには、見えない現実のように感じていました。

 

「司くん、相当ハードル高け〜わ(織田)」

 

と、どこかで言ったを覚えています。かなり無理がある状態に思えてならなかったのです。もし、話のわかるクリエイターに出会えなければ、これはこれで縁だと受け止め、素直にやらない選択も考えていました。実のところ「何が何でも!」というのは全くありませんでした。縁があればそれが答えという姿勢です。ところが1ヶ月後に一つだけ希望の光が見え、仲介くださる方が現れたのです。そして、2ヶ月経った10月31日。ようやく事が動き出しました。

 

 

 

岩門・大石・山城との出会い。

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やがて現在の中核メンバーとなる、岩門雄太郎大石遼介山城鈴奈に出会えたのが、愛知県立芸術大学の文化祭の初日でした(笑)。「全員が揃うのが大学祭なんです。すみませんが大学まで来ていただけませんか?」と言われ、織田と盛田は大学へと足を運ぶことになります。山を登りきった頂上に立地する大学。まるで要塞。陸の孤島のようだ。初めて芸大の地に足を踏み入れる僕たち。大学祭という状況下にワクワクするものの、たどり着いてみると、お世辞にも盛り上がっている、、、とは言えない光景でした(笑)が、やはり芸大らしい独特な創造性ある大学祭でした。他の大学とは異なり俗世間から断続するように要塞化されている理由が、何となく伝わって来る設計をしていました。創造とは、こうして「無」から作られるものなんだと。

 

 

 

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僕たちはそんな雰囲気を味わいながら待ち合わせ場所へと向かい、ついに全員が顔を合わせることになります。そして、忘れもしません。その打ち合わせ場所に指定されたのが、なんと学生課のカウンター前にある、机と椅子ではないか!まさに教員・教職の皆様が、普段の流れでお仕事されている目の前で、織田は忽然とMacを開きプレゼンをすることになったのです。これまでFP時代にも様々なところでセミナーやプレゼンを行ってきた経緯はあるものの、こうした状況下でのプレゼンは初めてで、とても刺激的だったのを覚えています。こうして当時はまだ芸大生だった彼ら3人との出会いの日となりました。(正確には細かい成り立ちまでのエピソードがありますが、スペースの関係でここでは割愛させていただきます。)

 

 

 

SHOWCASE FIVEの誕生!

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とにかく彼らには、どうしてここに来ているのか?織田と盛田の成り立ちと、荒削りながらも考えたコンセプト、これからの方向性を伝える。3人がどんな性格で、どんな取り組みができるのか。そんなことをいざ知らず、今やれることは、ただただ伝えることのみ。こちらからの願望はひとまず置いて何かを感じ取ってもらって、ただ純粋に一緒にやりたいと思えたら、一緒にやれるし、そうでなければまた別のご縁を探さねば!と思いながら、話していたように思います。おおよそ1時間後。

 

 

織田:どうでしょう?一緒にやれそうですか?
3人:はい、やります。
織田:えっ!?そんなに早く決めちゃって大丈夫ですか?
3人:はい。面白そうですので、むしろ関わらせて頂けるだけでも嬉しいです!

 

 

この軽さ。このスマートさ。そして、謙虚さ。話がとにかく速かったです。一般的な大人であったなら、絶対に「少し考えます」的な反応があっても不思議じゃない話だったと思うのです。というのも、どのタイミングでどれだけの支払いができるとか、社会人なら真っ先に意識するであろうことが、はっきりとお伝えすることができなかったからです。それほど先が見えない、どれくらいの年収になるだとかの、そもそもデザイン業界の一般的な感覚が織田と盛田には、持ち合わせていなかったからです。にも関わらず、あまりに軽快かつシンプルさを持ち、お金よりも「何をしたいか」を大切にする精神を持った、とても気持ちのいい若者たち。直感ですが「これは、いける!」それが最初の日に感じたものでした。こうして設立から2ヶ月後の11月に5人が揃い、後にこのメンバーのことを「SHOWCASE FIVE」と名付けることにしました。

 

 

 

改めての誓いと新たな挑戦へ。SHOWCASEはまだ始まったばかり。課題こそがチームを強固に大きくする。

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そんな設立記念日の前日。たまたま偶然、クライアントさまの撮影のため、この地に訪れていました。台風一過という日でもあって、空がとにかく青く広く気持ちのいい1日でした。たまたま業務の都合上、他メンバーは別行動であったため、織田と盛田のみでしたが改めて初心に戻り、誓いをして参りました。まだまだSHOWCASEは始まったばかりの小さな小さなチームカンパニーです。至らないところ、改善した方がいいこと、ダメなこと、、、欠点を言い出したらキリがないほど課題の山で成り立っている僕たちです。けれど、たとえ時間がかかったとしても、丁寧に一つ一つをクリアに改善させることで、チームはどんどん強固に大きくなり、業務上の問題はほぼなくなる日がくると信じています。そして「働き方」こそ最高のデザインを目指して、今後も取り組んで参ります!

 

同時に気をつけなくてはいけないこともあります。人の心は時代とともに常に流動的になりやすいもの。だからこそSHOWCASEたるコンセプトであり続けるために、絶対に見失わないよう設立当初から心に誓っていることがあります。それは全員が「清らかな」精神で制作にあたり、本当に良いものだけを生み出そうとする謙虚な姿勢です。どんなことがあっても質を落とさず、常にチャレンジをし続けること。デザインは単なる「装飾」を意味するものでなく、たとえ1日の時間の使い方であっても、今日をどう過ごすかを考えることもまた「時間のデザイン」だったりします。これからもデザインの力を信じて、今にないものを未来に創造する。未熟だからこそできる一滴を落とし続けて参ります。今日から3年生。引き続き3年目のSHOWCASEを、よろしくお願いいたします!

 

 

SHOWCASEの公式Instagramがスタート!

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人には言うくせに、なかなかスタートできなかったSHOWCASEの公式Instagramがスタートしました!ここでは、主に作品紹介やデザイン制作過程、SHOWCASEクリエイターのライフスタイルなど、SHOWCASEの様々な側面をお見せできたらいいなと思っています!ぜひ、こちらよりご登録いただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。

SHOWCASE公式「Instagram」

 

 

 


WRITER

織田 昌典
織田 昌典